画像はこちら。
こちらの解剖の正解は、
小葉間裂
となります。
Twitterでの正答率はこちら。
【胸部レントゲン解剖トレ】色がついている線は何と呼ばれる?🐭ちょっと見えにくいと思いますが、心眼で見てください。https://t.co/NF3kRuBFDf
— ごろ~にゃ@画像診断cafe (@radiology_cafe) December 13, 2020
関連:肺葉及び肺区域の解剖は?胸部CTやレントゲン読影の基礎!
乙。また明日~!
画像はこちら。
こちらの解剖の正解は、
となります。
Twitterでの正答率はこちら。
【胸部レントゲン解剖トレ】色がついている線は何と呼ばれる?🐭ちょっと見えにくいと思いますが、心眼で見てください。https://t.co/NF3kRuBFDf
— ごろ~にゃ@画像診断cafe (@radiology_cafe) December 13, 2020
関連:肺葉及び肺区域の解剖は?胸部CTやレントゲン読影の基礎!
「マイナーフィッシャー」と研修医に説明しているのに間違えてしまった。恥
アウトプットありがとうございます。
心眼で見ないといけないので、厳しかったかもしれません(^_^;)
正解はできなかったですが、
説明が、すごくわかりやすかったです!
そして、面白いですね。ありがとうございました。
アウトプットありがとうございます。
大葉間裂は見えないですが、小葉間裂は一応見えることがありますので覚えておいてください。
毛髪線とも言われるくらい細いですが・・・。
いつもありがとうございます。
今では毎日の日課となっています。
質問ですが…
この小葉間裂は、立位と臥位の違いによって見え方は変わりますか?
アウトプットありがとうございます。
日課としていただき嬉しく感じます。
立位と臥位によってこの線を構成する上葉と中葉の葉間の位置関係は特に変わらないと思われますので、見え方は変わらないと思われます。
うーん、難しいですね、何度も見返して判別できるようがんばります。
アウトプットありがとうございます。
ここらあたりに小葉間裂があることを覚えておきましょう。
この場所が正常よりも高い場所にあれば、上葉が縮んでいるあるいは、中下葉が膨らんでいる病態が考えられます。
また葉間胸水がある場合などはこの線が厚くなります。
いつもありがとうございます。
いわゆるKerley AラインやBラインとの違いはありますか?
最初はKerley Bかなと思ったのですが、選択肢になくて焦りました・・・
Kerley Bだともっと下肺野寄りで複数見えるのが普通かもしれませんが、いかがでしょうか。
アウトプットありがとうございます。
Kerley AラインやBラインは肺うっ血など、いわゆる広義リンパ路病変で認めるラインですので、今回の小葉間裂とは別です。
>Kerley Bだともっと下肺野寄りで複数見えるのが普通かもしれませんが、いかがでしょうか。
おっしゃるとおりです。
Bライン:肺の下部、最外層に、1cm程度の間隔で並ぶ水平な線
ですので、複数ありますが、小葉間裂は大抵1つのみです(複数認めることもありますが)。
いつも問題を楽しみにしております。
今回は色つきの線を外したときに全く把握できなくて焦りました。
単純写真ひとつでもまだまだ不勉強だなと感じる次第です。
hairy lineは知っていましたが、大葉性肺炎という病名の知識に引っ張られ、間違ってしまいました。ビデオがとても分かりやすかったので、もう一生忘れまい(と希望を込めて)と思います。
アウトプットありがとうございます。
大葉間裂はレントゲン(正面像)では見えませんので覚えておいてください!
いつもありがとうございます。
診療放射線技師をしています。
吸気、吸気で小葉間裂の見え方は変わりますか?また、先生はどのようなに胸写での吸気、吸気を見分けていますか?
アウトプットありがとうございます。
>吸気、吸気で小葉間裂の見え方は変わりますか?
高さは少し変化するのかもしれませんが、見え方は基本的に変わらないと思います。
>また、先生はどのようなに胸写での吸気、吸気を見分けていますか?
基本吸気で撮影されています(されていると信じています)ので、特に見分けたりはないですが、透過性が落ちていたり、横隔膜の位置が高かったりすると呼気を疑うかも知れません。
小葉間裂が見えるメカニズムについて深く考えていなかったのですが、図示していただけることで納得できました!
アウトプットありがとうございます。
納得していただけてよかったです!
小葉間裂がレントゲンで見えるメカニズムについて深く考えたことがなかったのですが、図示していただけることで納得できました!
勘が当たりました。いつもCTを撮っていて何気なく見ていたこの線が間裂の線だったことすら気に留めてなくて知りませんでした。Xpでも見えることも初めて知ったのですごく新鮮でした。楽しかったです。
アウトプットありがとうございます。
>いつもCTを撮っていて何気なく見ていたこの線が間裂の線だったことすら気に留めてなくて知りませんでした。
CTでは横断像で一瞬血管が消えるところがこれですね。
冠状断像で見るとより理解が深まりますね。
いつもありがとうございます。質問なのですが、小葉間裂がたまに太く見えることがあるのですが心不全や肺炎の人が多い印象です。これはうっ血によって胸水が溜まっているということでよろしいでしょうか?
アウトプットありがとうございます。
大葉間裂沿いに胸水が溜まってvanishing tumorを形成することはよくありますが、小葉間裂にというのはあまり見たことがない気がします。
ですので、見られたのは小葉間裂ではなく大葉間裂ではないでしょうか?
いつも勉強させていただき、ありがとうございます。
今回の画像では第7後肋骨に重なる位置に小葉間裂がありますが、すぐ頭側の第6肋間に相当する部位にも似たような濃さと向きの線が見えると思います。おそらく血管なのだと思いますが、両者をどう区別したら良いのでしょうか?CTであれば連続画像で区別はつくのですが、1枚の写真で同定/区別するコツがあれば教えていただけないでしょうか。
アウトプットありがとうございます。
動画で解説しているように小葉間裂は同定できないこともありますし、2本見えることもあります。
わかりやすいものは所見として拾えると覚えておいてください。
血管が水平方向に走行している場合は鑑別しにくいこともあるかと思います。
ちなみにこの症例は私のレントゲンですが小葉間裂はわかりにくいです(^_^;)
あー、ついにこのレベルがきましたね ^^;
でも、学生時代に聞いたときよりも、必要な解剖や臨床的な知識があるので、その頃よりはすっと入ってくる気がします。
深く考えず,大きいから見えそうと思って major fissure を選びました.
解説にて CXR で写る理由が分かり,非常にすっきりしました.「水平裂」という別名を思い出せればワンチャンありました.やはり何事にも理由があるものですね.機序が分かれば忘れません.